私たち空港施設グループは1970年の創業以来50余年にわたり、羽田空港を拠点に国内主要空港において、安全で安定したサービスの提供にこだわり、環境にも配慮した乗員訓練施設や貨物ターミナル施設、格納庫といった航空関連施設、地域冷暖房や給排水、共用通信などのインフラを提供し空港機能を支えてまいりました。近年では、空港で培ったノウハウをもとに空港外と海外でも事業を拡大しており、当社の事業フィールドは広がっております。
当社グループは2022年5月に「中長期経営計画(FY2022-FY2028)」を策定・公表後、当社を取り巻く事業環境を踏まえ、2025年5月に本計画の見直しを実施いたしました。羽田空港内事業の更なる強化をはじめとした、事業ポートフォリオの最適化による更なる収益力の向上と株主還元の大幅拡充等による資本政策の強化により、企業価値向上に努めてまいります。
また、サステナビリティ推進のために重要課題(マテリアリティ)を特定し、中長期経営計画期間におけるKPIを定め、事業活動を通じて環境問題、社員・地域社会の安全と安心、コーポレート・ガバナンスの充実などの諸問題にも取り組んでおります。今後も社会課題の解決に貢献する事業展開を行ってまいります。
当社グループは「価値ある施設とサービスの提供を通じて、航空の未来と魅力ある街づくりに貢献する」という企業理念のもと、空港と不動産のプロフェッショナルとして挑戦を続けてまいります。
皆様には、今後とも変わらぬご理解とご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。